文章技法
キアスムス(交差法)
連続する句や節で文法構造を反転させる修辞。語の反復を伴わない、A-B-B-A型の対句法です。
キアスムスは、ギリシャ語のキアスモス(「交差」。文字キー〔χ〕から)から来て、「語の反復なしに、連続する句または節の中で文法構造を反転させること」です。対句法がそれ自身の上で反転した、A-B-B-Aの形です。記事の、なぜ効くかの説明。それは「その対称的な構造から効力を引き出」み、読者または聴衆に「議論の全体が扱われたという印象」を課します。記事の例。オセローの「Who dotes, yet doubts; suspects, yet strongly loves(深く愛し、ながらも疑う。疑いながら、なお強く愛する)」、ジョンソンの「By day the frolic, and the dance by night(昼は戯れ、そして夜は舞踏)」。近所のアンチメタボレは「同じく文法構造の反転を含み」ますが、「キアスムスと違い、語の反復を提示します」。
小説家にとってキアスムスは、留め金のように閉じる文です。二つの節が、釣り合いへと折り畳まれます。並置(ジュクスタポジション)に構文を与えたもので、反復の装置アナフォラ(首語反復)の裏返しの従兄弟です。
出典
- Wikipedia: Chiasmus fetched 2026-10-20