連続性
設定の連続性(コンティニュイティ)
登場人物、筋、品物、場所の特徴が時間に対して一貫していること。確立された細部が作品全体で真のまま保たれます。
フィクションにおける連続性とは、「ある期間にわたって観客の目に触れる、登場人物、筋、品物、場所の特徴の一貫性」です。その失敗こそ、読者が指摘する誤りです。場面のあいだで治ってしまう傷。登場人物が知り得ない出来事に言及する。品物が段落のあいだで状態を変える。この問題は物語と同じだけ古く、ホラティウスはホメロス自身の綻びを「ホメロスの居眠り」と呼びました。
防御を築いたのは映像の制作現場です。順不同の撮影を通してすべての細部を追うスクリプトスーパーバイザーから、衣装、セット、小道具の毎日の写真まで。そしてその記録がストーリーバイブルに流れ込みます。散文の側は、この用語集と同じ仕方で失敗を仕分けします。偶然の矛盾は連続性エラーで、7つの連続性エラーに目録化されています。意図的な変更はレトコン。一貫して保たれる事実の集合がカノン(正典)です。連載書き手にとって賭け金は構造的です。公開済みの章を、あとから静かに直すことはできません。