物語構造
平らな人物と丸い人物(フラット/ラウンド)
E・M・フォースターの区別。平らな人物は二次元的で複雑でなく、丸い人物は複雑で、発展し、読者を驚かせることができます。
平らな人物と丸い人物は、E・M・フォースターが『小説の諸相』(1927年)で定めた二つの基本型です。記事の言葉では、「平らな人物は二次元的、すなわち相対的に複雑でない」。一方「丸い人物は、多くの異なる特徴を持ち、発展を遂げ、ときには読者を驚かせるほどに至る複雑な人物」です。平坦さは評決ではありません。平らな人物は認識しやすく記憶しやすい。だからこそ記事は、定型人物は通例一次元的であること、そして「欠点をほとんど欠いた」登場人物は、作者の意図にかかわらず偶然に平らく読めてしまうことを注記します。なお、Wikipediaでは「Flat character」は「Character (arts)」の記事へのリダイレクトになっています。
働く書き手にとって、この一対は予算の決断です。主役と視点人物は、通例、丸さを必要とします。欲求、矛盾、そして弧をまたいで変わる余地。長編の群衆は十分に平らでよく、一人ひとりが記憶に残る特徴ひとつでスケッチされます。丸い側を作る仕事はキャラクターの作り方が、物語を通しての発展はキャラクターの弧が扱います。
出典
- Wikipedia: Character (arts) 'Flat character' redirects to this article.