KANONARA

物語構造

枠物語

冒頭の物語が、より強調された別の物語、または複数の短い物語の集合を、その内側へ導入する語りの構造です。

枠物語(フレームストーリー、枠装置、入れ子の物語とも)とは、「冒頭の物語が、より強調された第二の物語か、短い物語の集合のどちらかを導入する」文学の技法であり語りの構造です。内側の物語が細部を運び、枠が、なければ読者が持ちえない文脈を供給します。『千夜一夜物語』が古典です。シャーハラザードがスルタンに物語を語り、その一部はさらに入れ子の枠を含みます。『カンタベリー物語』、『嵐が丘』、そして『フランケンシュタイン』の「中国の箱」式の入れ子構造が、西洋の標準的な例です。

枠は最後に戻ってくることもありますが、再登場は一つの変種であって規則ではありません。この装置を定義するのは、読者を「最初の物語から、その内側の一つ以上の深い物語へ」導くことです。連載書き手にとって、枠は長い約束です。連載全体を通じて一貫していなければならないため、第一章からストーリーバイブルに置くべきものです。Web連載の構成の選び方を参照してください。

出典

関連項目