ジャンル
メロドラマ
強い感情的な訴えのために扇情的に作られる筋が、綿密な人物造形に優先する演劇作品。今日の用法はしばしば非難を込めます。
メロドラマとは、通例、強い感情的な訴えのために扇情的に作られる筋が、綿密な人物造形に優先する演劇作品です。この語はかつて、ルソーの『ピュグマリオン』(1770年)に始まる、台詞と音楽を組み合わせた18世紀の形式を指しました。19世紀の舞台版は、型にはまった人物たち(英雄、悪役、ヒロイン、老いた親、相棒と下僕)を通して扇情的な筋を走らせ、美徳が勝つ結末へ向かい、ヴィクトリア朝のイングランドはこれを抱きました。合法性のある戯曲を上演できるのが特許劇場だけだったからです。この様式は無声の連続劇と1950年代のダグラス・サークの映画に持ち越され、テレノベラとアジアのドラマで今も支配的です。今日「メロドラマ的」は、主として欠点の含意を伴う蔑称です。
連載書き手にとって、メロドラマとは、この形式がその上で回るものの正直な名前です。巨大な感情、明確な道徳の極、報われる美徳。悲劇と同じ感情の機械を、結末だけ逆に向けたものです。意図的に使えばクリフハンガーと話の結びを駆動し、偶然に使われたなら、制御の欠如として読まれます。